術後十日目 [闘病記]
昨夜も断続的に目が醒めるが、たいていはすぐに眠りに入ることができた。２時に目覚めた時だけ、40分程度の覚醒時間があり、iPad触ってるところを、看護師さんに目撃された。「さっきまでは寝てたんです。今ちょっと寝付けなくて」と弁解すると、そういう時期もありますねと、流してくれた。
その後、朝までウトウト。６時過ぎたので、ベッド上で体操。朝食を済ませトイレに座る。ウォシュレットで、肛門刺激。「スルッ」•••便がでた気配。わずか一瞬の気配だったし少量だろう。振り返って便器の中を確認すると、けっこうな量。色、形、固さ、量とどれをとっても、合格点。これで、三日連続で排便があった。
昨日とは打って変わって昼から見舞い客ラッシュ。総勢6組9名。私の元気な姿を見て誰もが驚いている。私も、「もしかして、私って大騒ぎしすぎた？」と恥ずかしさをも感じることがあるほど。でも、お見舞いに来られた方に、しんどそうな私を見てさらに心配をかけるより、元気な姿を見て安心して貰う方が、いいよね。
主治医が傷口を見てくれた。綺麗に治ってきてますと。どんな糸を使ってるのか質問。溶ける糸なので、抜糸は不要。中で縫っているので傷口も目立ちにくいとのこと。「綺麗にしてくださって感謝してます。」と思わずお礼を。腹腔鏡の傷口なんて、藪蚊にかまれた後にしか見えないもの。しかも、ちょっと痒いので、ますます藪蚊。
オペ後、一日おきにレントゲン撮影をしている。今日のレントゲン技師は薄手のシャツなら、着たままでいいよと。あれ？今までの技師さんには、ずっと脱ぐように言われ、上半身裸だったのに。個人的な趣味？まさかね。この点では、うちの病院の方が、検査着貸してくれたり、配慮あると思った。
最近、隣の個室から男性の声が聞こえてくる。今までは聞こえなかったので、部屋が空いていたのかも。ということは、私の部屋の話し声も、響いているのかも。個室ということで、就寝時間過ぎても、面会客と話し続けいたこともある。ヤバいかもと、心配になってきた、夕食後、その方と廊下ですれ違ったので、「うちの話し声、響いていませんか？うるさかったら、言ってくださいね」とお話した。大丈夫ですよと、笑顔。気さくで元気そうなおっちゃん。興味が出てきたがお話するチャンスはあるかな？
夜、担当医達が来て来週火曜日退院でいいのですねと。はい、無理ですか？早い？と聞くと、いや、遅いくらいと言われた。確かに、明日にでも帰れそうな元気さはあるが、不安感はある。それに、自宅に帰ったら食事を作ったり、掃除、洗濯と大変だし、まだ退院はしたくないのよねと親友に言うと、このまま入院させてくれとだだをこねる単身高齢者と同じだと笑われた。私って、社会的入院？患者らしくある程度大人しくしておかないと、マジで退院させられるかもと、不安になる。夜、指導医が久しぶりにこられる。来客中だったため、順調な回復で良かったですと一言で退室。お忙しいなか、予告なく要、要に来られるのだが、ゆっくりお話出来ないのが残念。言わないといけないことがあるのに、ご本人を前にすると、焦って忘れてしまう。私の担当してた患者の多くも、同じこと言ってたなぁ。診療科にもよるが、日本の医師たちは本当に多忙。チーム医療を実践して、役割分担を明確にし、医療の質を上げようと言われ続けているが、なかなか難しいのだろうと、患者目線からも感じている。例えば、医師が患者と話したことが、担当ナースに全て伝わることはないし、ナースに医師への伝言を依頼するより、患者の方が医師と話せるチャンスが多かったりするので、「自分で先生に頼んだし」という場面を多く経験。薬剤師と相談して決めた不眠時頓服薬も、医師には伝わっていないように感じる。お互いの情報伝達が出来ないほど、それぞれの職種が多忙なのか？もちろん、治療の方向性を左右する大事な情報は、しっかり共有されている。枝葉の部分に関しての伝達が希薄に見えるということ。枝葉は、気にしなくていいって言えばそうなのだが、そこをクリアーしていけば、顧客満足度が更に上がるのになぁ。枝葉に拘るのではなく、枝葉も視野に入れることが大事。でも多忙な医師、看護師は枝葉を見落としがち。だからこそ、他の専門職が、自分の分野の枝葉にフォーカスを当て、医師、看護師に適切な助言をしていかなければならないのだ。チーム医療•••底が深くてやりがいのある業務。でも、医療人としての志しが高く、そのモチベーションが継続されなければ、なかなか実現しない。果たして私の志しは？モチベーションほ？完全に職場復帰する4月が待ち遠しい。
今日の写真は、闘病記っぽいものをチョイスしたが、かなり恥ずかしい。
闘病記カテゴリーは、コメント受付なし設定にしているのだが、メールで個人的に感想をいただいたりするのが、とても嬉しい。
昨日のキラ亀ちゃんについても「キラ亀ちゃんのカメハメ波で、病魔も吹き飛んでしまいそうですね」なんて、絶妙なコメントをもらって「上手い!!座布団あげて！」と言いそうになった。
その後、朝までウトウト。６時過ぎたので、ベッド上で体操。朝食を済ませトイレに座る。ウォシュレットで、肛門刺激。「スルッ」•••便がでた気配。わずか一瞬の気配だったし少量だろう。振り返って便器の中を確認すると、けっこうな量。色、形、固さ、量とどれをとっても、合格点。これで、三日連続で排便があった。
昨日とは打って変わって昼から見舞い客ラッシュ。総勢6組9名。私の元気な姿を見て誰もが驚いている。私も、「もしかして、私って大騒ぎしすぎた？」と恥ずかしさをも感じることがあるほど。でも、お見舞いに来られた方に、しんどそうな私を見てさらに心配をかけるより、元気な姿を見て安心して貰う方が、いいよね。
主治医が傷口を見てくれた。綺麗に治ってきてますと。どんな糸を使ってるのか質問。溶ける糸なので、抜糸は不要。中で縫っているので傷口も目立ちにくいとのこと。「綺麗にしてくださって感謝してます。」と思わずお礼を。腹腔鏡の傷口なんて、藪蚊にかまれた後にしか見えないもの。しかも、ちょっと痒いので、ますます藪蚊。
オペ後、一日おきにレントゲン撮影をしている。今日のレントゲン技師は薄手のシャツなら、着たままでいいよと。あれ？今までの技師さんには、ずっと脱ぐように言われ、上半身裸だったのに。個人的な趣味？まさかね。この点では、うちの病院の方が、検査着貸してくれたり、配慮あると思った。
最近、隣の個室から男性の声が聞こえてくる。今までは聞こえなかったので、部屋が空いていたのかも。ということは、私の部屋の話し声も、響いているのかも。個室ということで、就寝時間過ぎても、面会客と話し続けいたこともある。ヤバいかもと、心配になってきた、夕食後、その方と廊下ですれ違ったので、「うちの話し声、響いていませんか？うるさかったら、言ってくださいね」とお話した。大丈夫ですよと、笑顔。気さくで元気そうなおっちゃん。興味が出てきたがお話するチャンスはあるかな？
夜、担当医達が来て来週火曜日退院でいいのですねと。はい、無理ですか？早い？と聞くと、いや、遅いくらいと言われた。確かに、明日にでも帰れそうな元気さはあるが、不安感はある。それに、自宅に帰ったら食事を作ったり、掃除、洗濯と大変だし、まだ退院はしたくないのよねと親友に言うと、このまま入院させてくれとだだをこねる単身高齢者と同じだと笑われた。私って、社会的入院？患者らしくある程度大人しくしておかないと、マジで退院させられるかもと、不安になる。夜、指導医が久しぶりにこられる。来客中だったため、順調な回復で良かったですと一言で退室。お忙しいなか、予告なく要、要に来られるのだが、ゆっくりお話出来ないのが残念。言わないといけないことがあるのに、ご本人を前にすると、焦って忘れてしまう。私の担当してた患者の多くも、同じこと言ってたなぁ。診療科にもよるが、日本の医師たちは本当に多忙。チーム医療を実践して、役割分担を明確にし、医療の質を上げようと言われ続けているが、なかなか難しいのだろうと、患者目線からも感じている。例えば、医師が患者と話したことが、担当ナースに全て伝わることはないし、ナースに医師への伝言を依頼するより、患者の方が医師と話せるチャンスが多かったりするので、「自分で先生に頼んだし」という場面を多く経験。薬剤師と相談して決めた不眠時頓服薬も、医師には伝わっていないように感じる。お互いの情報伝達が出来ないほど、それぞれの職種が多忙なのか？もちろん、治療の方向性を左右する大事な情報は、しっかり共有されている。枝葉の部分に関しての伝達が希薄に見えるということ。枝葉は、気にしなくていいって言えばそうなのだが、そこをクリアーしていけば、顧客満足度が更に上がるのになぁ。枝葉に拘るのではなく、枝葉も視野に入れることが大事。でも多忙な医師、看護師は枝葉を見落としがち。だからこそ、他の専門職が、自分の分野の枝葉にフォーカスを当て、医師、看護師に適切な助言をしていかなければならないのだ。チーム医療•••底が深くてやりがいのある業務。でも、医療人としての志しが高く、そのモチベーションが継続されなければ、なかなか実現しない。果たして私の志しは？モチベーションほ？完全に職場復帰する4月が待ち遠しい。
今日の写真は、闘病記っぽいものをチョイスしたが、かなり恥ずかしい。
闘病記カテゴリーは、コメント受付なし設定にしているのだが、メールで個人的に感想をいただいたりするのが、とても嬉しい。
昨日のキラ亀ちゃんについても「キラ亀ちゃんのカメハメ波で、病魔も吹き飛んでしまいそうですね」なんて、絶妙なコメントをもらって「上手い!!座布団あげて！」と言いそうになった。
