術後十六日目 [闘病記]
やはり、中途覚醒してしまったけど、それなりに眠れたし熟睡感あり。朝から、体操。その後、信じられないくらい合格満点の排便。そこそこ太く、長く、硬すぎず、柔らかすぎず、薄い茶色。そして、水に浮かんでいる。無理やり伸ばされつなぎ合わせた腸なのに、健気に動いてくれてる。今後も大切にしてあげたいものだ。
今日の日勤ナースは、オペ二日後車椅子に乗った状態で、シャンプー、ブローをしてくれたナース。「あの時のシャンプー、ずっと忘れないわ」と言うと、とても喜んでくれた。「あの日はとてもしんどそうだったけど、その後は驚異的な回復ぶりでしたね、やっぱり若いからですね」
その後、久しぶりに指導医が日曜日だというのに、来られた。傷口を見て、「綺麗に治って良かったね。」「抗癌剤、内服にしたんですね。やっておいた方がいいですよ。まだまだお若いのだから」と。そうなのだ。やはり大腸ガンは40代での発病は若いほうなのだ。そんな若さで、あんな馬鹿でかいものを作ったのは恥ずかしいけど、こんなに元気になれたのも、若さのおかげ!!
今日ものんびり、ダラダラ過ごす。楽天とAmazonでネットショッピングをした。配送日には、自宅にいるだろうという予測で。購入したのは、又従姉妹お薦めの書籍「免疫を高めるとガンは自然に治る」とリラクゼーショングッズ(シルクの五本指ソックス、爪もみ太郎、山善のハンドフリーマッサージャー)。殆どが、お見舞いの差し入れで貰った雑誌「リラックスグッズ完全カタログ」に載っていたもの。それと、看護師さん達のお礼の品物を準備。多分、受け取ってくれないので、退院後に病棟宛てに送る予定。私の部屋に来ると、みんな「いい匂いがする、癒やされる。」と絶賛だった消臭元香るstick日比谷花壇セレクト。４０個買ったので、足りるだろう。メッセージは、なんて書こうかな。
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入院中は、お世話になりありがとうございました。皆様の優しい笑顔、病気であることを忘れさせてくれるさりげない会話、不安と恐怖でヘトヘトだった私に安心感を与えてくれる的確な対応、オペ直後の車椅子洗髪、病棟廊下の歩行練習、陰洗ボトルでの洗浄、背中に感じた温かいタオル清拭。使わないで済むといいですね、と私の本音を代弁しながら付けてくれたストーママーキング。何を思い出しても、感謝の一言につきます。患者目線となり医療者を見たとき、患者がどのような介入で心の不安感が取り除かれるのか、皆さんの姿を見て、学ぶことができました。でも、とてもストレスフルなお仕事。どうか、心身共に健康を維持し、これからも多くの患者さんたちに、癒やしを与えてください。同封のもの、7413号室に置いていたものと同じ芳香剤です。もし、よろしければご自宅でお使いいただき、リラクゼーションしていただければと、チョイスしました。つまらないもので恐縮ですが、ご笑納ください。
最後に、私の大好きな言葉を…
To cure sometimes,
To relieve often,
To comfort always.
「病気は時々しか治すことはできない。けれども、症状をとってあげることはしばしばできる。そして慰めることはいつでも可能だ。(外科医Ambroise Pare)」
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夕方、肺癌闘病中の叔母が息子と一緒に、たこ焼きを持って見舞いに来てくれた。少し歩くだけで、息がゼイゼイ。圧迫骨折をしたので、連続100メートルを歩くと痛みが出て座って休憩する。こんな状態なのに、私のために何度もこの病院に通ってくれた。「こんなになってまで生きるのが、しんどい。動けないし楽しみなんて何もないわ。家族のために死ねないだけ」家族だけじゃない。私も、子供の頃からこの叔母をずっと姉のように慕ってきた。私のディズニー好きや音楽好きは、この叔母の影響。なんとか、彼女の生活の質を上げてあげたいのだが。足の浮腫もひどく、甲が高く軽量化ソールで楽に履けるというビルケンシュトックのサンダルの一番高いのを愛用している。赤色しか持ってなくて、近所の方の告別式に楽に履ける靴がなく困ったと笑う。Amazonで見たら、正に同じ商品の黒色があり、今回お世話になったからプレゼントさせてと言うも、頑なに拒否。「もう、長生きしないし、せいぜいあと一年位よ。もったいない。外出することも、通院以外殆どないから。」そんな悲しいこと、言わないで欲しい。彼女にそんな早く死なれたら、本当に辛すぎる。彼女が帰ってからAmazonに発注。今日の私は、Amazonの常連客だ。
夜22時すぎ就寝。23時半にメールの音が。この春、入職予定の６年生カリキュラム薬学実習生。3日、４日行われた薬剤師国家試験、自己採点の結果、合格点にプラス21点の余裕ありとの連絡あり。やった〜！！うちで実習したうえでの入職希望。彼の人柄を見込んで内定を出した。４月から、一緒に働ける。頑張って指導して、いい薬剤師に成長してもらいたい。
今日の日勤ナースは、オペ二日後車椅子に乗った状態で、シャンプー、ブローをしてくれたナース。「あの時のシャンプー、ずっと忘れないわ」と言うと、とても喜んでくれた。「あの日はとてもしんどそうだったけど、その後は驚異的な回復ぶりでしたね、やっぱり若いからですね」
その後、久しぶりに指導医が日曜日だというのに、来られた。傷口を見て、「綺麗に治って良かったね。」「抗癌剤、内服にしたんですね。やっておいた方がいいですよ。まだまだお若いのだから」と。そうなのだ。やはり大腸ガンは40代での発病は若いほうなのだ。そんな若さで、あんな馬鹿でかいものを作ったのは恥ずかしいけど、こんなに元気になれたのも、若さのおかげ!!
今日ものんびり、ダラダラ過ごす。楽天とAmazonでネットショッピングをした。配送日には、自宅にいるだろうという予測で。購入したのは、又従姉妹お薦めの書籍「免疫を高めるとガンは自然に治る」とリラクゼーショングッズ(シルクの五本指ソックス、爪もみ太郎、山善のハンドフリーマッサージャー)。殆どが、お見舞いの差し入れで貰った雑誌「リラックスグッズ完全カタログ」に載っていたもの。それと、看護師さん達のお礼の品物を準備。多分、受け取ってくれないので、退院後に病棟宛てに送る予定。私の部屋に来ると、みんな「いい匂いがする、癒やされる。」と絶賛だった消臭元香るstick日比谷花壇セレクト。４０個買ったので、足りるだろう。メッセージは、なんて書こうかな。
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入院中は、お世話になりありがとうございました。皆様の優しい笑顔、病気であることを忘れさせてくれるさりげない会話、不安と恐怖でヘトヘトだった私に安心感を与えてくれる的確な対応、オペ直後の車椅子洗髪、病棟廊下の歩行練習、陰洗ボトルでの洗浄、背中に感じた温かいタオル清拭。使わないで済むといいですね、と私の本音を代弁しながら付けてくれたストーママーキング。何を思い出しても、感謝の一言につきます。患者目線となり医療者を見たとき、患者がどのような介入で心の不安感が取り除かれるのか、皆さんの姿を見て、学ぶことができました。でも、とてもストレスフルなお仕事。どうか、心身共に健康を維持し、これからも多くの患者さんたちに、癒やしを与えてください。同封のもの、7413号室に置いていたものと同じ芳香剤です。もし、よろしければご自宅でお使いいただき、リラクゼーションしていただければと、チョイスしました。つまらないもので恐縮ですが、ご笑納ください。
最後に、私の大好きな言葉を…
To cure sometimes,
To relieve often,
To comfort always.
「病気は時々しか治すことはできない。けれども、症状をとってあげることはしばしばできる。そして慰めることはいつでも可能だ。(外科医Ambroise Pare)」
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夕方、肺癌闘病中の叔母が息子と一緒に、たこ焼きを持って見舞いに来てくれた。少し歩くだけで、息がゼイゼイ。圧迫骨折をしたので、連続100メートルを歩くと痛みが出て座って休憩する。こんな状態なのに、私のために何度もこの病院に通ってくれた。「こんなになってまで生きるのが、しんどい。動けないし楽しみなんて何もないわ。家族のために死ねないだけ」家族だけじゃない。私も、子供の頃からこの叔母をずっと姉のように慕ってきた。私のディズニー好きや音楽好きは、この叔母の影響。なんとか、彼女の生活の質を上げてあげたいのだが。足の浮腫もひどく、甲が高く軽量化ソールで楽に履けるというビルケンシュトックのサンダルの一番高いのを愛用している。赤色しか持ってなくて、近所の方の告別式に楽に履ける靴がなく困ったと笑う。Amazonで見たら、正に同じ商品の黒色があり、今回お世話になったからプレゼントさせてと言うも、頑なに拒否。「もう、長生きしないし、せいぜいあと一年位よ。もったいない。外出することも、通院以外殆どないから。」そんな悲しいこと、言わないで欲しい。彼女にそんな早く死なれたら、本当に辛すぎる。彼女が帰ってからAmazonに発注。今日の私は、Amazonの常連客だ。
夜22時すぎ就寝。23時半にメールの音が。この春、入職予定の６年生カリキュラム薬学実習生。3日、４日行われた薬剤師国家試験、自己採点の結果、合格点にプラス21点の余裕ありとの連絡あり。やった〜！！うちで実習したうえでの入職希望。彼の人柄を見込んで内定を出した。４月から、一緒に働ける。頑張って指導して、いい薬剤師に成長してもらいたい。
2012-03-05 11:40
