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術後十五日目 [闘病記]

昨夜は、久しぶりによく眠れた。途中、目が覚めて、iPhoneを持ってもすぐ眠りに落ちる。朝、5時に目覚めたが、熟睡感があった。ルーチンこなし、排便を確認。
今日の日勤ナースは、卒後4年で25歳。私のiPhone 4Sを見て、「私もiPhone 4Sにしたいんです。for スティーブの記念モデルなんですよね」「iPhone はケースも、いろんなのがあるし」と。そこで、ご自慢のケースを見せてあげる。


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術後十四日目 [闘病記]

いつもの、排便コントロールルーチンを実施。今日は少量便。ても満足。
夜のうちに、又従姉妹に婦人科受診の件をメールしていたので、朝一番に電話をくれた。「絶対、大丈夫。もし何かあったとしても、絶対大丈夫だから。私たち夫婦2人で、今回の流れを考え大丈夫という予測がたっている。大丈夫な理由を、今日旦那と話しに行くから、安心して受診してきて」そう、彼女と話していると、本当に大丈夫と思えて勇気が出てくる。助かる〜。

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術後十三日目 [闘病記]

病棟のバスタブに、レモンパームのバスポプリを入れ入浴。看護師さんが心配したのか、声かけにきてくれたほどの長湯。ちょっとお腹が痛くなったので自室に戻ってトイレに座ったら、大量便!快調、快調。

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術後十二日目 [闘病記]

昨夜は、陣中見舞いでいただいた花王の「蒸気でホットアイマスク」と、CD「ぐっすり眠れるジャズ」効果で良質な睡眠を確保。5時前にスッキリ目覚めた。
いつも通り、便秘体操、ゆっくり朝食、リラックスタイム、トイレ誘導のルーチンをこなし、少量便。食べる量が少ないのだから少量で当たり前、焦らない、焦らないと、今度は軽くスクワット。(この行動、充分焦ってる)
すると、便意を感じ••••••

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術後十一日目 [闘病記]

昨夜は、22時に就寝。一時間おきに目が覚め3時に完全覚醒。仕方ないかな。もともと、睡眠時間は6時間程度で十分なタイプだったし。
朝、ベッド上便秘体操。その後洗面、身繕いタイム、30分かけての朝食。自己トイレ誘導で、本日もスムーズに排便。連続4日目。やった〜!

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術後十日目 [闘病記]

昨夜も断続的に目が醒めるが、たいていはすぐに眠りに入ることができた。2時に目覚めた時だけ、40分程度の覚醒時間があり、iPad触ってるところを、看護師さんに目撃された。「さっきまでは寝てたんです。今ちょっと寝付けなくて」と弁解すると、そういう時期もありますねと、流してくれた。


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術後九日目 [闘病記]

シルクの五本指ソックス、凄く快適。
持続点滴、バルーンチューブがなくなると、看護師さんの訪室頻度が減り、なんとなく寂しい。今日は、中途覚醒プラス早期覚醒。なので、10時くらいからちょっとだけうたた寝。気分よく寝てたたころに、タイミング悪く看護師さんの訪室。もうちょっと寝たかったなぁ。

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術後八日目 [闘病記]

朝、目覚めて最初にすることは、メールチェック。ところが、おかしい。Wi-Fiがウマく繋がっていないようだ。電波干渉?セキュリティーに見つかった?電源オフして再起動するも、電波は掴むがネットには繋がらない。

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術後七日目 [闘病記]

点滴も外れ、蓄尿も終了。気になっていた不正出血もなくなり、昼からは全粥から白飯にステップアップ。病院内のコンビニからの帰り道、エレベーターに駆け込み乗車。ん?

私、走れてるやん!

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術後六日目 夜 [闘病記]

24時間持続点滴が、22時でひとまず終了。まだ留置針は念のためロックして残してあるが、翌朝医師の許可がとれ次第、それも外してもらえる。晴れて自由の身となるのだ。点滴スタンドをガラガラ引きずりながら、移動するのは厄介。そして、点滴チューブと点滴バッグごと袖を通さなくてはいけないので、独りで着替えることも困難。無理に手を動かし逆血させた経験者としては、本当に嬉しい。あ、そうだ!
お見舞いに送っていただいたあのガウン。ちゃんと両袖通して試着してみよう。点滴外れたから、自由に独りで着られる~!深夜0時の中途覚醒時、突然の試着会が始まる。
素敵!なんだか、セレブリティになった気分。嬉しい。もうちょっと痩せたら、もっと似合うだろうなぁ。あ、思い出した。今朝、主治医がまだ便が出てないと聞き、「まだ半量摂取でね。大丈夫、蓄えは十分ありそうだから」って笑っていた。確かにそうなんだけどね。去年の4月に比べ、8キロ太った。ストレス溜まり、食行動が異常化。その栄養分を餌に、私と私の中の悪い奴が、どんどん巨大化してたのだろう。中と外で。なんだか、笑える。こんな風に笑えるのは、素敵なガウン試着して、超ご機嫌だから。オンナゴコロって単純なもの。自分の気にくわない洋服や髪型で外出するのは苦痛。衣類だけではない。自分のお気に入りの小物。インテリア、ルームフレグランスの存在も、気分を幸せに導く。今夜の看護師さん「この部屋、可愛いものばかりですね。パジャマも可愛いし。そして、ここに来るといい香りがして、ほっとするんです。」実は手術翌日、意識がとんだ直後、オムツの中に便失禁をして、今後こんなのが続き部屋の匂いが臭くなるのを恐れ、後輩にお部屋用芳香剤を買いにいかせた。「リナジット」のアフターザレインを指定したが、このあたりのドラッグストアにはなかったので、小林製薬消臭元 薫るstick 日比谷花壇セレクトのイングリッシユガーデンを買って来て貰った。これ、お洒落だしいい香。口コミだと、ローズがクロエの香りとそっくりらしい。自宅用は、それを買おう。、、
http://www.cosme.net/product/product_id/10031403/top

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術後六日目 昼 [闘病記]

担当医より、手術後説明と退院後の治療についてのインフォームドコンセントがあった。今回採った悪いものの写真、ステージ、再発率、退院後の治療予定など。紹介受診初診日での病名告知、手術前インフォームドコンセント時、ビビりまくって本来の私を失っていたが、今日は違う。あの「インフォームドコンセントの手引き」のお陰で、疑問、希望をきちんと言える模範的な患者だった。
昨日からの気になる不正出血についてもすぐに婦人科受診手続きを取ってくれ、念のため検査することになった。婦人科の受診の際も、その後の担当医達の回診時にも、遠慮せず自分の疑問をその場で確認する。私の率直な疑問に医師の方がタジタジ。確かに、新たな検査結果を聞く怖さはあるが、今後はそういったことの繰り返しをして、一病息災を心がけていかなくてはならない。小心者の私が最悪のパターンを心の中に巣くわせるが、治療の主役になった自分を誉めて、小心者を封じ込めてやった。圧勝ではないが、僅差で勝利した。

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術後六日目 朝食&ブルーアイなお友達 [闘病記]

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この子、看護師さん達も絶賛です。




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術後六日目 朝 [闘病記]

8時の朝食前に軽く廊下散歩。食前の大健中湯服用。まだ眠気あり。
昨日バルーンチューブを抜いてから、蓄尿が始まっている。私の記憶では、病棟のトイレ横スペースの棚に、患者名を記入した蓄尿瓶が並んでいて、患者は尿瓶の尿を自分の蓄尿瓶に溜めるという病院が多い。今回私はトイレ付き個室なので、どうするのか確認。洋式トイレにセットする尿トレーに尿を出し、その都度ナースコール。ナースが尿の性状を観察し、病棟トイレスペースにある蓄尿機に入れに行ってくれるのだ。毎回、毎回。運動兼ねて、私が持って行ってもいいのだが、転けてこぼしたりすることを想像すると、ゾッとするのでそれは止めた。
ちょっとだけ腹痛。傷口の痛みとは違う。排便痛?だとしたら、順調な証拠。トイレ、座ってみよう。
残念、便は出なかった。

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術後五日目 夜 [闘病記]

お昼ご飯、夜ご飯とも、本当に美味しい。昼は、ゆっくり食べてるつもりだったが20分。しかも、食べてる途中で写メール送る作業もあるので、よく噛んで食べたとは言えない。クリニカルパス表だと、食事開始時は五分粥粥菜。私の食事は、全粥だし野菜もしっかり形がある。指示ミスなのか?と不安がよぎるが、昼食食べた後もトラブルないし、回復が順調だし、よく歩いて腸も動きだしてるので、いきなりステップアップの食事なのだと思うことに。ましてや、胃は普通だ。(しかし、オペ前の胃カメラでは慢性胃炎と良性のポリープがありビックリしたのだが)
看護師さんにも確認したら、食種は間違いないはず。とにかくゆっくり時間をかけて噛んで食べることが重要と。夜ご飯の時は、人生これ以上ゆっくり食べたことはないくらい、時間をかけた。この病院、食事の美味しさには定評あると、親友から聞いたがほんとだわ。
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あ、眠くなってきた。寝るぞ~

一時間半寝たが覚醒。0時過ぎ。どうしよう。暗闇の中で考える。iPhone、iPad は触らないと決心し、目を閉じる。眠れない。30分経過し睡眠薬希望のナースコール。持ってきてくれたが、それは薬剤師と相談していたマイスリーではなく、レンドルミンだった。徐波睡眠を減らすベンゾジアゼピン系であるレンドルミンより、影響しにくいと言われている非ベンゾジアゼピン系のマイスリーが服用したかったのだが。この病棟には、レンドルミンしかなくて、これを半錠飲みませんかと看護師。事情を理解できたのでレンドルミン半錠いただく。その後15分後位で眠りにつき5時半までナースの巡回も全く記憶なし。やった~。今度から、このパターンでいこう。と、思ったが6時に起床し洗顔などをしてると、まだ眠気あり。自然睡眠の時とはスッキリ感が違う。レンドルミンの作用時間を考えたら当然だ。今後、レンドルミン服用するのなら23時まで、深夜の中途覚醒時に服用するなら超短時間作用のマイスリーってことだな。不眠時頓服として、二種類貰って自分で毎晩チョイスしたいけど、それはきっとゆるされないだろうなぁ。

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術後五日目 昼ご飯 [闘病記]

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半分残したつもりだったけど、もう少し食べても良さそうだった。
写真クリックしたら大きな画像で見られます。

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術後五日目 昼 [闘病記]

__.JPG遂に待ち望んでいた瞬間。バルーンチューブ抜去だ。全く痛くない。そして、シャワーの札も同時に頂いた。傷口も石鹸つけて優しく洗ってオーケーとのこと。時代は変わった。ダッシュでシャワー室に向かう。自分の手で髪の毛と身体を洗う。気持ちいい。涙がでた。今まで泊まったことのある由布院玉の湯の露天風呂や、渋谷セルリアンタワーのビューバスよりも、この狭いシャワー室が一番心地よく幸福だと、シャワーを浴びながら考えていた。
お昼から食事がくるらしいが、その半量を30分かけゆっくり食べろとの指示。早食いの私に出来るのだろうか?半分残さないといけないのが苦痛。ご飯残したら罰が当たると躾られている世代。最初から半分で持ってきてくれたらいいのにと看護師さんに言うと、退院後も自分で量を制限出来るようにするためとのこと。
もしかすると、私って痩せられるかも。(^_^)v
薬剤師さんが、薬を持ってきて服薬指導。シャワー直後で疲れていたので、ベッドに腰掛けさせてもらったら、目線を合わせるためにしゃがんだ。これは基本であるが、けっこう辛い姿勢なので、椅子を持ってきて座って貰った。不眠のこと、彼女にも伝わっていていろいろ相談。とりあえずマイスリー5mgに決定。
しっかりしてる人だけど、距離感を感じた。


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術後五日目 朝 [闘病記]

予想に反して、眠れない。
ちょっと寝て、時間確認しても一時間しか経ってない。昼夜逆転ではないし、軽繰状態ってやつかも。結局、トータル四時間程度しか眠れてない。がっかり。
仕方ないのでツイッターで医療情報を収集。 日経メディカルブログ尾藤誠司医師の「今のインフォームドコンセントはおかしい」ってのに遭遇。現代の医師は、患者に懇切丁寧に説明することに必死であるように見える。説明を動画など駆使して時間短縮し、患者の事情や言い分を聞く対話スタイル「相談しよう、そうしよう」へのシフトが必要という内容。医師としての意見。でも、患者側にも問題はある。
今回、私はいくつかのインフォームドコンセント(IC)を受けた。私も医療者の端くれ。起こり得る最悪の事項は、その頻度が低くても患者に説明することは、十分理解している。しかし、ICの度に震え上がるような感覚に襲われた。しかも、それだけは絶対に認容出来ないというストーマ造設の可能性についても、ただ黙って頷くだけで拒否することが出来なかった。まさに、医師の説明を前にすると「まな板の上の鯉」。近親者のいない独り身の女なのだから、手術中に考えなくてはいけない方針を、前持って想定しておき、ICの際に医師に伝えようと決心していたのにも関わらずだ。結局、私は自分の人生観やライフスタイル、思想を知り合いの外科医に吐露し、私が意識のない際に医学的判断が必要になれば、その外科医に全ての意思決定権を託すという幸運に恵まれ、不安感なく手術に挑めたのだ。
尾藤誠司医師は、文部科学省の研究事業として「患者と医療者でともに考えるインフォームドコンセントの手引き」を作成されたとのこと。これを、IC前に読んでいたら知り合いの外科医に、あのような責任重大の大役を押し付け迷惑かけることもなかったのかなと思いながら、さっそくダウンロードhttp://www.ishisengen.net/pdf/tomoni.pdfしたら、その手引き作成チーム15名の中に、まさにその知り合いの外科医の名前があった。本人からは全く聞いていなかったのでビックリ!私って、凄い人物にサポートしてもらってたんだと興奮して、本人にメール。返信もらったが、よく考えたら朝の4時45分。起こしてしまって、ごめんなさい。それにしても、私の白羽の矢の立て方の正確さは尋常ではない。
今日から食事。しまっていたカトラリーとマグカップを用意して待っていたら、なんと昼からとのこと。笑ってまた傷口に響いた。
朝から担当医3名が、続々と来室。バルーンチューブ抜去+シャワー許可。やっとネグリジェからパジャマ生活に戻れる。抜く時って、痛いのかな?

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術後四日目 夜 [闘病記]

病棟には洗濯室がある。洗濯機、乾燥機それぞれ1台ずつのコインランドリー。使用中は、お部屋番号と名前をホワイトボードに記入。私の洗濯が終わったが、前の人の乾燥終了まで、あと10分。15分後にもう一度洗濯室にいったがまだ乾燥機に洗濯物が残っている。どうしよう。お部屋に行って終わってますよと伝えるべき?と悩んでるとちょうど看護師さんが廊下にいたので、彼女から伝えて貰った。その後、洗濯室でその方とご挨拶&軽く世間話。顔見知りになれたので、次回からは直接言えるだろう。
主治医が様子見に来られ、ベッドに腰かけた状態からすくっと立ち上がる私を見て、痛みがましになっていることがわかった様子。咳をする時が怖いと言うと、お腹を押さえればマシですよ。傷口を押さえても大丈夫とアドバイス。 本当に、ましだった。先生、ナイスアドバイスありがとう。
毎日来室してくれる研修医くんに、どんどん歩いた方がいいんですよねと聞くと、いつも歩いてるのを知ってるから、もっと歩けとはいいませんよと、誉めて貰った。
担当医3名が、傷口を見に来たので、お腹の中の動きが心配だと言うと、柔らかいし張ってる様子もないし、心配ないとのこと。柔らかいのは、脂肪なんだけど大丈夫なのかな?その後、アリクストラ皮下注の臨床試験の話題になり、「私はかなりのハイリスク患者なので、投与してもらえてラッキーだと思っている」と言うと三人の医師がそろって大爆笑。自虐ネタが受けたので、私も満足。さらっと流されると恥ずかしいものね。でも、予想以上に笑われたのでそれはそれで、ちょっとショック。
傷口チェックの際、おへその中に、綿球が残っていて、慌てて取って消毒してくれた。
今日は朝5時に起床してから、昼寝することなく、ずっと活動。なので、今夜は痛み止め無しで寝ることにした。
明日から、食事だ~(≧∇≦*)

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術後四日目 昼 [闘病記]

朝、起き上がる時の痛み具合が、昨日と比較して軽くなった。嬉しい。歯磨き、洗顔すませ検温。36.5℃の平熱。苦手な看護師さんとも、思い切っていろいろ症状について話す。実は、せっかく昨日シーツ交換したのに、ちょっと汚してしまったのだ。パンテイの股の部分も、若干濡れている。バルーンチューブが緩んでるのかもと、恥ずかしがらずに相談。すぐにチューブ確認して、カフ内の水分量を調整してくれ、ヘルパーさんにシーツ交換の指示もしてくれた。感謝です。苦手だなんて言ってごめんなさい。
朝、8時前に担当医来室。ウォシュレットした後、ティッシュにうっすら血がつくことを報告。その程度は、術後なら当然あり得るとのこと。この件は私自身も、さほど心配してなかったけど、医師に伝えたことで安心感アップ。
病人としての心得→気になることはどんな些細なことでも医師、看護師に伝えること。病気を治すのは、医療スタッフだけではなく、患者自身。受け身ではなく、主役の意識を持つのが大切。

光母子殺害事件、死刑確定。本村さんの活動に頭が下がる。そして、彼が13年の経過で凄く成長されていることに、法や世論を動かした要因があるのだろうと感じた。

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術後四日目 朝 [闘病記]

昨夜もなかなか寝付けず。痛みとか不安感とかではなく、単に日頃の生活習慣。病気発覚後は、考えることが嫌だったのでひたすら寝ていた。自己防衛本能が高い私は、自分を守るための睡眠はとれるタイプ。精神的にタフ。今は恐怖が治まったので、夜更かし大好き人間に戻ってしまった。今夜の看護師さんは、悪くはないのだけど、どうも緊張してしまって苦手。眠れてないのに、寝たふりをしてしまう。
短時間熟睡、中途覚醒の繰り返し。その度iPhoneで時間確認。父の命日だということを思い出す。母と2人で父の呼吸がゆっくりゆっくり減っていくのを、夜通しかけて看守ったなぁ。この病気になって、父と母の気持ちを理解できるようになった。小心者なところは、父から譲り受けた。頑張り屋なところは、母から。社交的なところは、二人から。(でも、その程度は二人の足元にも及ばない) そのおかげで、自分が素直に表現さえすれば、サポートしてくれる人々に恵まれた。SOSの信号を出すか出さないかは、自分次第だというのも、今回学んだ。余計な遠慮だったり、断られはしないだろうかといった予期不安により、信号を出せなくなる。流石に、今回の不安は予期不安を遥かに超える大きさだったので、不安に怯えてる自分を素直に表現して、援助者を募った。今、そのサポートにより支えられてることを考えれば、その行為は、正解だったと思いたい。同居の家族や、親兄弟なら、信号出さなくてもキャッチしてもらえるのだろうけど。
朝の5時、寝たふりは卑怯かなと考え直し、点滴チェックしにきた看護師さんにおはようございますと言ってみた。普通におはようございますとだけのリアクション。やっぱり苦手。この人の時は、寝たふりすることにしよう。

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術後三日目 夜 [闘病記]

今日も清拭してもらった。かなりしっかりしてきたので、陰部洗浄は、お部屋のトイレのウォシュレットと、看護師さんの陰洗ボトルの二本立て。昨日までは、紙オムツでベッド上で赤ちゃんのようにしてもらってたことを思えば、凄い進歩。それにしても、看護師さんの仕事って大変だなと思う。「凄い!」としか表現できない。感謝です。
そして、今日は週に一回のシーツ交換。気分最高。
夕食の時間、廊下から、食事を配る看護師の声がする。当然、私の部屋には来てくれない。水曜日が待ち遠しいなぁ。
またまた、夕方に微熱。今夜もロピオンとの点滴をお願いしよう。
19時に担当医三名が、腹部チェックを兼ね診察に、21時前に主治医も様子見に来てくださる。この人たち、いったいいつ帰るのだろう?明日は、朝の8時から消化器外科医局会なのに。凄いなぁ。5時ダッシュで帰宅する某病院のドクターとは、えらい違い。でも、今日は先生たち来ないなぁと思っていたので、すごく安心した。傷口もきれいだし、採血結果も若干炎症所見はあるけど問題ないって。一安心、一安心。

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術後三日目 昼 [闘病記]

__.JPG車椅子に乗って、レントゲン室に移動して撮影。手すりも何もない台に横たわるのは、かなりつらい。撮影後に自力で起きあがるのも、痛みをこらえて必死。くたくたになった。歩いて行かなくて正解。午前中、歩行練習をしていたら、手術前日に、私にストーママーキングをしてくれた看護師が、声かけてくれた。油性ペンで、ストーマを作るベストポジションを予めマークする。寝た姿勢と座った姿勢で調整していくのだけど、三段腹の私。最初はお腹引き締めて取り繕っていたけど、自然にしてくださいと言われ腹を緩めると、マークしたところが段に潜り込んで見えなくなり、場所変更。お腹が印だらけになって、何度も謝られた。悪いのは、私なのに。彼女が、このマーキング、使う必要がなければいいですよね。と、私の気持ちを代弁してくれた。なので、さっき会った時に真っ先に、マーキング使わなかったことを報告した。

従姉妹の子供のハガキです。


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術後三日目 朝 [闘病記]

昨日は、ロピオンと睡眠薬入りの点滴を21時から開始、22時からぐっすり眠り気がつけば2時。熟睡しすぎて眠れないので、指導医師のサイトで、この医療チームの方針、自分の病気のことなどを勉強。素晴らしい医師団に紹介してもらえたことを、改めて認識。悪いことばかりイメージするのではなく、この医師団に手術してもらえたのだから、大丈夫と自信を持つことにした。
その後、朝6時まで寝て起床。自分で立ち上がり、歯磨き、洗顔を済ませ、病棟内廊下を一回り歩行練習。自分の回復力にちょっと自信が出てきた。心配かけた知人たちに、近況報告メールを送る。すると、お部屋の直通電話がなる。いくらなんでも、瞬時に起き上がって、床頭台の上の受話器を取るのは無理よ。二度目の電話の時は、立ち上がって準備してたので、間に合った。でも、長時間立ち話してると、傷口が痛い。(x_x)

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術後二日 夜 [闘病記]

お昼寝した後、看護師さんと廊下を歩く。なんと、頼りない歩き方。
独りで歩行練習している患者さんにすれ違う。私と同じ日に手術した方とのこと。私とは、傷の大きさが違うらしいけど。他人と比較して自信を失うより、昨日の自分と比べてちょっとでも進歩があれば、良しとしよう。
その後、車椅子に座って洗髪室で髪の毛を洗ってもらった。気持ち良かった。
ここの看護師さん達、みんな優しいし笑顔だし、とても癒される。
指導医が土日にもかかわらず、お部屋を覗いてくださること、看護師に聞いたら、休みでも病棟に来られ患者さんの様子を見にこられるということ。あの方の名声は、技術や論文だけで築いたものではないんだなぁと実感。

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術後二日目 昼 [闘病記]

担当医二名が来て、硬膜外麻酔を抜去。お腹のドレーンも抜いてくれた。ドレーン抜いて大丈夫なのかと、質問。吻合不全になったら、どうせオペ。ドレーンの必然性が疑問視されて、治験をしてるところと聞き、安心。身体につながった余計なものが、二本減ったことになる。五日目からは、食事も始めますとのこと。その後、ロピオンをしてもらってうとうと。また、指導医師が来られた。「昨日より、大分しっかりされましたね。日中はなるだけ動いて、夜は寝るようにしましょうね」とアドバイス。痛みもましになり、ベッドにしばらく腰掛けた後、立ち上がってみた。この瞬間が、要注意。「肺塞栓の好発タイミングは最初の歩行。症状は胸痛と呼吸困難。」
大丈夫、なんともない。良かった。そして、歯を磨く。気持ちいい。ありゃ、右手甲の留置ルートが、逆血してる。またまた、ナースコール。逆血よりも、独りで立ち上がってる私にびっくりしている様子。でも、笑顔で対応してくれて「すごくしっかり立ててますね。後で歩く練習もしてみましょう」と誉めてくれた。
その後、清拭、着替えを済ませ休憩。
咳をするのが、恐怖。痛い~。iPad、お腹に落とした時も、すごく痛かった。

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術後二日目 朝 [闘病記]

熱も下がり、痛み止めを使わなくても、うとうと眠れた。抗生剤がフルマリンに変更。点滴もソルデムからツインパルに変更。
昨日のリベンジ、今日こそ立ち上がってみようと、まずはベッドに座ることから挑戦。なんとか、座れた。その時、硬膜外麻酔のチューブがプチって切れた。ナースコールに必死に手を伸ばし、SOS。「びっくりしたよね。大丈夫。よくあることだから。」と、笑顔。全く動じず処置してくれた。本当に大丈夫なのかなとは、思うが信じることにしよう。

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術後一日目 夜 [闘病記]

ロピオンが効いて、熱も下がり痛みもましになって、眠ることができた。
思い切って、背もたれせずに座ってみたら大丈夫だった。
今日の深夜帯の看護師さん、感じがいい。声のトーンが、明るい。自信を持って、話している。笑顔。自分の医療行為に患者が協力すると、必ずありがとう。
お部屋を出るときにも、ありがとう。血圧はかって、ありがとう、傷をみて、ありがとう、とありがとうの連発。私も、統合失調症の患者で、元気な時もつらい時も、必ずありがとうと言ってくれる患者メグちゃんを思い出し、ありがとうを言ってみた。気分良かった。

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術後一日目 昼 [闘病記]

術衣からネグリジェに着替え、立ち上がる練習したら、意識失って気づいた時には、看護師さん二人が慌てていた。でもその際、医師が待ち望んでいたガスも出て、ついでに水様便もでた。起立性低血圧のためだろう、念のため硬膜外麻酔の量を5から3に減らしてもらったら傷が痛くて。ひっくりかえった時に、腸はずれた?水様便に血がまじってたし、と悪いことばかりイメージしてしまう。完全な自信喪失。
知り合いの外科医に、メールで報告し、順調な回復ぶりだ、痛いのは当たり前と言われやや安心。その後、指導医師がお部屋に回って来られ、焦ることはない、手術は無事終わっているのだから、無理しないで。という言葉で、さらに安心。
でも、午前中は思い切って寝返りできてたのに、痛みと不安で出来ない。かなり、小心者。

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術後一日目 朝 [闘病記]

最初、ロピオンでは、さほど痛みは取れなかったので眠れなかった。
五時頃、看護師さんが痛み止めを入れましょうかと聞かれ、「う~ん、どうしよう」と悩んでたらペンタジンいきましょうか?と言われ即効お願いした。その後、眠れたのでペンタジンの効果実感した。
手術説明も、担当医が説明してくれてやっと安心する事ができた。
ベッドをジャッキアップし、口をゆすいでもらってすっきり。

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術後 [闘病記]

目が覚めた時、身体がカチンコチンの硬直状態で、一生この状態だったらどうしようと思った。これは、全身麻酔が覚める時の典型的症状とのこと。知り合いの外科医に、手術に立ち会ってもらっていたので、その方とのメールで理解した。
オペの結果だって、自室に戻る時に無事終わりましたよとしか、言ってくれない。どう無事だったのかを知りたいのに。
家族の「大成功やったよ」なんて、信憑性なかける。だって、私が今まで両親にさんざん嘘言ってたし。
もちろん、知り合いの外科医からちゃんと結果は、教えてもらいましたけどね。
早く朝になって、執刀医の説明を聞きたいな。
とりあえず、家族と知り合いの外科医が言うには、手術は予定の倍かかったけど大成功だったそうです。ご心配をおかけした皆さん、ご安心ください。

睡眠薬、注射してもらってるのに、まだ眠れない。痛みは、我慢できるけど眠りたい。
今、かなり発熱してるようなので、術後高熱について勉強してみよう。iPhone があって良かった。でも、こんなことしてるから眠れないのよね。

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